サイテック社は高性能意志決定支援システムのソフトウェア開発およびコンサルティングにおける先進的企業です。当社は、 オペレーションズ・リサーチの近年の目覚ましい進展と計算機技術の著しい進歩を存分に活用して、現在、最も進んだ 意志決定支援ツールを競争的な価格でご提供致しております。 顧客は世界中に及び、エネルギー、製造、流通、建設、 運送、通信といった多様な業種の大企業に至るまで、多くの支持を集めています。

サイテック社本社は米国ニュージャージー州の ホルムデル、東京・文京区の日本支社からも営業サポートを提供しております。

製品ハイライト

サプライチェーン全体の分析や最適化ツールとしては、SFLO をまずご紹介します。 SFLO は、 月次レベルで生産計画、輸送スケジュール、在庫計画、販売予測を最適化するだけでなく、配送センターの位置や数、それら拠点の統廃合、新配送センターの最適な位置と規模の計算、輸送モードや運送業者の選択、 新製品の投入計画、部品や原材料の購入計画にも効果があります。詳しくは「サプライチェーン管理ツール」下のSFLOをご参照ください。

次にご紹介するのは、配車ソフトウェア STARS です。このシステムは最適配車をするツールで、配送ルートの決定、スケジュールの作成、コスト計算、積載の管理などに適した 斬新なTMSシステムです。詳しくは、「サプライチェーン管理ツール」下にあるSTARSをご参照ください。

データ包絡分析法による選択とランキングのソフト、DEA SolverPro™ も、次々と新バージョンをリリースしております。DEAの分野では、世界中で最も良く 使われている定番ソフトです。最新版の内容、ライセンスの種類、価格、申し込み方法等は、こちらをご参照ください。

ニュース

物流最適化のセミナー

数理モデルを使ったサプライチェーンのモデリングと最適化アルゴリズムの応用についてのセミナーを行っています。日本ロジスティックスシステム協会(JILS)での定期セミナー:ストラテジックSCMコースでは、「ORを使った最適化モデルと企業戦略への活用について」と題した講演と実習を行っています。

書籍の紹介

弊社の製品の考え方や実例を多数含んだ本を出版しました。2020年11月に、日本評論出版社より物流アルゴで世が変わる‐サプライチェーンの最適化を出版しました。本書では、問題に応じたサプライチェーンの基本的な分析方法や定番のソフトウェアやその土台となる計算方法について解説しています。また、日本のみならず、欧米の先進的な物流最適化事例についても多数紹介しています。

IT製品、食品、石油製品からファッションまでの幅広い製造業でのサプライチェーン構築例や、一般的な宅配業や自動車配送などの特殊輸送ネットワークのシミュレーション例など、物流分析の基礎から先進例を具体的な数値を使って説明します。また、最近のネット通販の物流戦略や庫内のロボット戦略などについても、数値を交えたシミュレーションを行い、今後の物流戦略動向についても考察しています。

コンサルティング

製造業の国内回帰が始っています。中国から日本国内の工場へ生産を移管する動きも本格化していて、この動向も今後ますます加速するのではと考えます。このようなサプライチェーンの大規模な変更は、緻密なサプライチェーンの最適化分析を必要とします。これまでの経験から、このような分析の投資効果は100倍以上になることも分かっています。重要なポイントは撤退の前に分析を行うことで、何らかのツールなりコンサルサービスを利用した知見を得ることがお勧めです。

ネット通販の拡大により、日本の運送業は能力の限界に達しています。特にドライバーや作業員不足は危機的な状況で、今後日本の小売や運送業での 喫緊の課題となっています。この問題に対する一つの解決案は、弊社の提唱する「荷量の平準化と車両スケジューリング」です。このように 物流問題の基本は、物流のボトルネックを見つけることです。もしそのボトルネックが人手不足により解消できない場合には、別の手段に訴える必要が あります。数理アルゴリズムを実装したスマートなAIシステムよるシミュレーションにより、効率的でボトルネックの生じないスムーズな物流ネットワークの構築が望まれます。

ネット通販を含め輸送力に物流の危機を感じている方が多いと思います。システム改修や運送モードの選択を視野にいれ、問題が複雑であるほど貴社に一番適したやり方を探すのが得策です。このような物流コンサルティングにご関心の方はお気軽にご相談下さい。